2011年2月16日水曜日

ハイチ版クール・ランニング?!頑張れ!ハイチ人スキー選手

パリ 4日 ロイターからの引用です。ちょっと粋なニュースです。

ドイツのガルミッシュパルテンキルヘンで8日から始まるアルペンスキーの世界選手権に、ハイチ出身の47歳の男性が同国初の代表選手として出場しようとしている。昨年の大地震で30万人以上の死者を出した母国の問題を世界に訴える狙いがあるという。 カリブ海諸国出身の選手が冬のスポーツに挑戦する姿は、1988年のカルガリー五輪に出場したジャマイカのボブスレーチームが映画「クール・ランニング」でユニークに描かれ、一躍脚光を浴びたこともある。

 ハイチ出身のジャンピエール・ロイさんは、若くしてハイチを離れ、現在はパリ西部で働くスキー好きのIT専門家。大地震やコレラ被害に見舞われた祖国の惨状を目にし、スキー大会への出場経験がほとんどないにもかかわらず、世界選手権に出ることを思い付いたという。
 出場に当たって競技団体が必要であることから、メンバーが自分1人だけというハイチスキー連盟も設立したロイさん。「スキーとスポーツを通じて、母国を支援したい」と話している。

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