2011年6月25日土曜日

世界の幸福度ランキング、ハイチはワースト3

世界にはいろんなランキングがありますが、ある調査会社が昨年度、世界124カ国で成人約1000人ずつを対象に電話と面接でアンケートを行った結果、繁栄度でハイチは下から三番目にランクしました。

http://www.cnn.co.jp/world/30002524.html

また、世界177カ国を対象にした「破綻(はたん)国家」の指数調査で、非営利機関(NPO)の「Fund for Peace」がまとめた報告書によるとハイチは世界5位。昨年1月に大地震に見舞われたハイチは2010年の同様調査では11位でした。このランキング報告書は社会、経済、政治的な課題を基準にした計12指標に基づき作成。

ハイチについて同NPOの責任者は、国内情勢が早急に好転するとは思えないとの悲観的な見方を表明。過去の破綻国家調査で同国が上位15カ国から外れたことがないことから、今後もこの状態が続くと予想したそうです。

元人気歌手のマーテリー大統領が、昨年1月の大地震からの復興を最優先に掲げて今年5月に就任。しかし議会では多数派を占める野党の反対で組閣が難航しており、今だ首相が決まらず迷走を続けています。復興の道筋が不透明なのは、先進国と呼ばれるどこかの国とおんなじですね。

6月29日京都外大 ラテンアメリカ教養講座にて講演します

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ラテンアメリカ教養講座「ラテンアメリカの子どもたち」 
 大地震を乗り越えて~ハイチ、そして日本 と題して講演+……………………………………………………………………………+
京都外国語大学 京都ラテンアメリカ研究所主催の弟10回ラテンアメリカ教養講座「ラテンアメリカのこどもたち」の5回シリーズの連続講座の最終回に小澤が登場することになりました。
この講座のお知らせ文が洒落ています。

http://www.kufs.ac.jp/aboutkufs/kikan/kyotolatin/koza/index.html

~自然にたいするおそれや人間へのいたわりの気持ちは、未来につながる子どもたちこそ、強いメッセージを発することが出来るように思います。日本でも被災地の子どもたちの笑顔に大人たちが勇気づけられています。~

未来につながるお話ができればと思っています。

日時:2011年6月29日水曜日 18:15~19:30会場:京都外国語大学 国際交流会館 4階
お問い合わせ京都外国語大学 京都ラテンアメリカ研究所〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6 (TEL:075-312-3388 / FAX:075-322-6237)E-Mail:ielak@kufs.ac.jp


関西方面の皆様、どちらかの会場でお目にかかれれば幸いです。どうぞ宜しくお願いいたします。

2011年6月14日火曜日

子どもたちによりそう★つなごう支援の輪

代表の小澤が大阪府高槻にてNPO法人アジア子供支援フジワーク基金のお招きで講演をさせていただくことになりました。同基金の清水さんとは、今年の1月、当会の短期駐在派遣員として昨年秋にハイチにて活動された、早川健司氏の大阪でのランチョンセミナーもコーディネイトしていただいたことでご縁があります。でもお目にかかるのは私は初めてなんですよね。西のほうにはめったにお伺いできませんので、とても楽しみにしています。

日 時 : 6月28日(火) 
13:00 ~ 19:00
会 場 : 高槻市立総合市民交流センター
高槻市紺屋町1番2号   TEL.072-685-3721 (JR高槻駅すぐ)

 多目的ホール(13:00~15:30)
★展示&ミニレクチャー
「インドのこども達」・「ハイチ友の会」展示コーナー
☆ 写真展示。スライド上映。  ☆ インド裁縫教室作品展示 他 販売
☆ 絵本「手を洗おう・げんきのもと」読み聞かせ 他 販売 
 
「~こどもと教育~インドの発展の影に」(13時、14時、15時  各20分)
ゲスト:NPO法人 ニランジャナセワサンガ  代表 山中章代さん

第4会議室 (16:00~19:00)
★お話&交流
「大地震を乗り越えて~ハイチ、そして日本」(16:00~17:30)
ゲスト:ハイチ友の会  代表 小澤幸子さん  

交流会「ハイチからの教訓」(17:40~19:00)
東日本大震災支援で、私たち高槻は何ができるか?何をしたら良いか?みんなで話し合い実行へ

定 員 : 50 名  
保育あり: 定員 20名(要事前予約)  ※託児の申し込み期限 6月20日まで

[主 催] NPO法人 アジア子供支援フジワーク基金  高槻市高槻町11-2 TEL.072-686-5751
[後 援] 高槻市教育委員会、高槻市市民公益活動サポートセンター、一般社団法人高槻市人権まちづくり協会
[協 力] 海外協力グループ“クスクス”、多文化共生サロン高槻、NPO法人SEAN、NPO法人たかつき市民活動ネットワーク

お申し込みは下記にて、 FAX. 072-686-5752  または E-mail  shimizu@asia-kids.or.jp まで

2011年6月8日水曜日

ご無沙汰してすみません!大地震がつなぐ縁

3月11日以来、東日本大震災のことが心を離れません。

ハイチ友の会として直ちに50万円を東北広域震災NGOセンターに寄付しました。
山形市に本部を置く認定NPO法人国際ボランティアセンター山形(IVY)が開設したもので、現地に足を運び、確実に支援を現地に届けてくれる信頼できる組織です。ハイチ大地震の際、IVYにも所属している当会の事務局メンバー、松浦あゆみを派遣先のカンボジアから日本に戻し、現地に救援に向った小澤に代わりに代表代行の任をとることを許し、間接的にではありますが、これまでも大変お世話になってきました。
詳しくはホームページをごらんください。http://www.ivyivy.org/news/ngoivy.html


なお、ハイチではこんな事件も。

ハイチ、洪水で23人死亡
 【ポルトープランスAFP=時事】
昨年の大震災から立ち直っていないカリブ海の島国ハイチで7日、大雨に伴う洪水が発生、23人が死亡した。 当局者は「首都ポルトープランス郊外では土砂崩れで家々がつぶされたり、流されたりして13人が死んだ」と語った。別の当局者によると、土砂や倒木で首都各地の道路が寸断された。 ハイチでは昨年10月からコレラが流行しており、保健当局は死者が増える事態を恐れている。

当会ではハイチで配布された「手を洗おう」の小冊子と同様の内容を含む、絵本「手を洗おう/げんきのもと」を被災地に届ける活動をおこなうことにいたしました。また続報をお待ちください。