2010年11月14日日曜日

不安的中  ハイチでコレラ蔓延

会員の山田様からの情報提供です。

アルテール・プレス紙(2010・11・12) ハイチ国民健康保険省が11月12日発表した『コレラの感染状況』によれば、10月19日に発生したコレラによる患者数は、11月11日現在、1万1125人に達し,うち724人が死亡しており、現在も毎日60~70名の死者が発生している。
なお、県別の死亡者数は次の通り。  
アルチボニット県:497人
北 県: 66人 
中央県: 58人 
西県: 52人
北東県: 50人
南県:   1 人  合計: 724人

また、ハイチ駐留国連軍は、『今後半年で患者数は20万人に達する見込みで、その対策費用として1.6億ドルが必要』として、国際社会に対し資金拠出を呼びかけた。
(文責:山田貴彦)

当会のプロジェクトが進行しているレオガン近郊では2人ほどコレラの患者が出たと聞いています。
アルチボニット県にある、里親支援を展開しているエステル教区学校への被害状況については、特に情報が寄せられていません。

ハリケーンによる洪水でも死者が出ましたが、2008年のような甚大な被害にはならなかったそうですが、コレラの伝播に拍車をかけたのではないかと思われます。

0 件のコメント:

コメントを投稿