2010年5月26日水曜日

東京・ラミュゼ de ケヤキ にコンガの神様降臨

5/23(日)東京・ラミュゼ de ケヤキ 「ハイチ・チャリティー・イベント」に行ってきました。当日は小雨の降りしきる中、新宿御苑に隣接する森の隠れ家のような会場に、大勢の人が詰め掛けました。全体像を撮れなかったので、靴箱を撮りましたが、これもうひとつ分くらいの人数があつまり、サロン的な会場は文字通り立錐の余地なしでした。


アゾールとは2002年に富士吉田で会って以来ですが、強行軍の疲れを隠せないようでしたが、相変わらずパフォーマンスはすばらしく、張りのある歌声とハチドリの羽ばたきを思わせる手さばきは見事なものでした。
彼も被災して家が壊れてしまったと言っていました。彼の国が太鼓を心から楽しめるように一日も早く復興を遂げることを願って止みません。
すでに帰国の途につかれましたが、またの来日を心待ちにしております。今度は山梨にもお招きしたいです。

2010年5月23日日曜日

24日のクローズアップ現代に注目!

 5月24日(月) 19時30分~  NHK クローズアップ現代で、クリストロア宣教修道女会のシスター、須藤昭子さんが紹介されます。シスター須藤は約30年間結核患者の治療に携わってきた医師でもあります。ハイチ大地震のあった1月12日は日本に帰国されており被災は免れましたが、壊滅的な被害を受けた修道院に戻ることができず、ハイチへの渡航の道を絶たれておられましたが、4月中旬より2週間、ハイチのレオガン近郊の彼女のフィールドを訪ねられました。


 95年の私の初めてのハイチ渡航で知り合ったのですが、ここ数年私がハイチに行くたびに、彼女が日本に戻ってくるたびに、医療分野や農業、荒廃した土地の緑化など夢を語り合う大切な理解者であり同志でもあります。

 写真は2009年4月にその修道院の庭で、彼女と仲間たちが育てた植林用の苗木を撮ったものです。小さな女の子みたいなみずみずしい感性と、けっしてあきらめない不屈の魂を持った彼女も82歳。
そんな彼女が空爆後のようなレオガンの街をみて何を思ったかクローズアップ現代に注目です。

 なお、彼女のハイチ渡航は6月下旬から7月上旬のNHK BS-1 BS世界のドキュメンタリーでも紹介されるそうです。

2010年5月21日金曜日

農作物生産強化支援事業がスタート

朗報がひとつ。

 震災の影響で大幅に変更を余儀なくされていた、ゆうちょ財団から配分金で計画していた植林関係の事業を再度調査・検討をしなおし、レオガン近郊での農作物生産強化事業として再提出した実施計画案が、無事に財団からの承認をうけ、正式に予定した事業規模で実施できることが決まりました。よって、 この事業はゆうちょ財団とハイチ大地震に寄せられた義援金で実施されます。

 現地では雨期に入る前に種まきをしなければならないことから、現地ではこの事業はすでに動き出しており、野菜の種や農機具の購入および分配が、すでに協力団体GEDDHによって行われています。

 24日のクローズアップ現代でも映像が映りましたが、当会とGEDDHは2月には農業学校建設予定地での農業の実践を考えていたものの、テント村となり住民の退去の見通しが立たないことから、レオガン近郊のマプー・ブリソニエール村とボヨテ村での実施となりました。写真はマプー村の畑の4月の調査時のものです。

 MLやブログにて適宜進捗状況をご報告してまいりたいと考えております

総会資料ができました


19日、当会の事務局のメンバー3人(代表、ミエコ(母)、加々美さん)は
山梨県ボランティアセンターで総会の資料を印刷、ホッチキス止め、封筒の用意など発送の準備をいたしました。3人がかりでは小一時間で済むこの作業を、ここ数年、毎年ミエコさん一人にさせていたことを強く反省しました。こういう作業が月に1回でも定期的にあれば、ボランティアさんを募集してやるんですけど、今回は急いでいたので間に合いませんでした。
 明日には全て発送され、遅くとも今月25日には会員さんのお手元に届くはずです。議案の検討および返信はがきでの投票、何卒よろしくお願いいたします。
 これからつづけて義援金をおよせ下さった方々で住所の分かる方(一部は代表者の方)
に活動方針と義援金の使い道についてのレポートをお送りする準備に入ります。

2010年5月20日木曜日

コーヒーの花が咲きました

5月19日、育て始めて1年になるコーヒーの木が、初めて花を咲かせました。ジャスミンに似た清楚な花です。

ハイチで盛んなコーヒー栽培。
いつの日か、ハイチのチビー村産コーヒーを日本に紹介したいと願い始めて早6年。コーヒーをもっと知らねばと、おもいつきで60cmくらいの鉢を昨年購入しましたが、もう1mくらいになったかな。

葉っぱがつやつやしてきれいだし、日当たりや温度管理が適切だとぐんぐん大きくなって楽しいし、観葉植物としても魅力的です。

ところが、初めての冬、山梨の寒さのために凍死寸前に。温かい自分の勤務先に入院させ、検査技師のSさんの献身的な看護により、こんなに立派によみがえりました。うまくいけば秋ぐらいに赤い実をつけるはずです。

夏はうちにつれて帰りたいと思っていましたが、すっかりタイミングを逃してしまいました。
もう仕方ない、病院でみんなを癒し、楽しませておくれ。


さて、この週末、代表は以下の東京にアゾールのライブに行くことにしました。
http://lamusee.exblog.jp/10651841/
井上ジェイさん所蔵のヘイシャンアートを見せていただくのも楽しみです。

2010年5月18日火曜日

ハイチからコンガの神様、日本上陸!

ハイチから最高の音楽家が二人、
カナダからハイチ人女性シンガー&ダンサーがやって来ます。
もうすでに山口県や広島県で講演されていますが、徐々に北上してきます。
アゾールは当会でも2002年に富士吉田のギャラリー、
ナノリウムでコンサートをしてもらったことがあるのですが、
これは天下一品、ハチドリの羽ばたきみたいに動く手は必見の神業です。

その手のひらを見せてもらいましたが、思いのほかふっくらしていました。

健康を害されたとの噂もあったアゾールが、震災を乗り越え日本にやってきたなんて!
是非お近くの会場に足を運んでくださいませ。
わたしも東京の会場に行けたらいいなと思っています。

出 演 者:アゾール(ヴォーカル&コンガ) 
ブロー・バルクール(ヴォーカル&ギター)  
サラ・レネリック(ヴォーカル&ダンス)

5/19(水)神戸・ラフレ ア TEL.078-333-0808
19時オープン、20時スタート
ゲスト:ウィリー・ナガサキ
料金:前売:3000円 当 日:3500円 *プラス、ドリンク代として500円いただきます。
チケットメール予約&問い合わせ:078-361-2201 info@descarga.nu

5/21(金)名古屋・得三 TEL: 052-733-3709
開 場:18:00 開演:19:00 前売:3000円 当日:3500円
名古屋のパーカッション陣との合同演奏

5/22(土)横浜・サムズアップ TEL:045-314-8705
OPEN18:30 START19:30 チャージ\2000
ゲスト:辻コースケ/奈良大介

5/23(日)東京・ラミュゼ de ケヤキ 「ハイチ・チャリティー・イベント」に参加
開 場:13:30 開演:14:00
料金:2000円info@l-amusee.com

5/24(月) 東京・南青山『月見ル君想フ』TEL:03-5474-8115
開場18:00開演19:00
前売り4000円当日 4500円(共にドリンク代別途)
ゲスト:梅津和時/寺岡呼人/越路姉妹
総合問い合わせ:ハイチ文化交流の会 TEL:084-925-5004

2010年5月13日木曜日

大地震から4ヶ月 今も200万人が避難生活

ハイチ・ポルトープランス(5.13CNNより引用) 

カリブ海の島国ハイチを1月に襲った大地震から12日で4カ月。
首都ポルトープランスでは人口400万人のうち200万人が今も避難所で暮らし、
通りにはがれきやごみの山が散乱する。
仕事や家を失った被災者が元の生活に戻れる見通しは立っていない。
震災後の救援活動で食糧難は食い止められ、
これまでのところ伝染病などの発生も確認されていない。
通りには物売りの女性が並び、色とりどりのパラソルの下で果物や日用品、
たばこなどを売る地震前の光景も戻ってきた。

しかし雨季に入って仮設住宅やテント村は浸水被害に見舞われ、
市中心部の避難所で暮らす女性は、
雨が降り出すと3人の娘を避難させるので精一杯だと話す。
市内に約5000校あった学校のうち、再開したのは700校のみ。
残りは倒壊したり、避難所になったりしたままの状態だ。

市内の建物には、被害の程度に応じて安全度を示す色分け表示が付けられた。
しかし自宅が「緑」の安全認定を受けても、
地震の再来を恐れて戻りたがらない人が多い。
国連の推計では、安全とされた家屋で住人が戻って来たのは9%にとどまっている。
被災者が生計を立てるための職探しも新たな課題となっているが、
がれきの撤去作業などの仕事を見つけられたのは10万人にとどまる。

各国のメディアが撤収し、脚光を浴びることも少なくなった今、
世界からの善意が底を突いてしまうことを心配する声もある。
テント村で先月出産し、プラスチック容器に折り畳み傘をかぶせて
赤ん坊を寝かせている女性は「どこかほかの場所へ行きたいけれど…」と
途方に暮れた様子だった。

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私がハイチにいた2月はまだ余震が続いており、
寝ていた看護学校の宿舎から、夜中に屋外へ飛び出したことが2回ありました。
自分が圧死するかもしれないとリアルに想像する恐怖。

そのときしみじみと、「もしテントにいたらそのまま飛び出さずに寝ていただろうな」と思いました。

4月に事務局のメンバーのMさんが訪れた際も、
「一生、屋根のあるところで寝たくない」と言い切る人に出会ったそうです。
ハイチの人たちの心に傷跡をのこしつつも、
日常は流れていきます。

2010年5月6日木曜日

今、ハイチ友の会事務局では・・・

GW中も世界中(?)に散らばるハイチ友の会事務局のメンバーはアクティブに話し合いを進めていました。

今の議題は大きく分けて以下の3つ。

1.2010年度総会資料の作成:
日本全国に散らばる会員さんに資料を送って、はがきで議題に関して投票していただく形式なのです。事業計画や予算案、会計報告などその年の活動の骨格となる部分なのでとっても大事なのです。

2.21年度国際ボランティア貯金配分金でおこなう新事業について:
昨年9月末に出した事業計画を地震の影響で大幅に変更せざるを得なくなりましたが、事務局メンバーKさんが4月上旬にハイチに訪問したことで、ハイチの現状に沿った支援が展開できそうです。

3.20年度国際ボランティア貯金配分金でおこなった事業のまとめ:
4月中旬にカンボジアからMさんがチビー村を訪れ、情報収集にあたりました。これも天候や地震の影響でチビー村での植林農業支援事業が大幅に遅れており大変です。

 上記に平行して短期駐在職員の募集とパンフレットの刷新もすすめました。
募集期間は5月20日までと延長しました。パンフレットは報道写真家の佐藤文則さんのご協力も得ています。5月もみんなで力を合わせて頑張ります!