2012年3月3日土曜日

先月21日当会がハイチに派遣し、約2週間の現地滞在を終えて帰国された熊谷さんに東京で会いました。お元気そうでした。現地のインターネット事情が悪く、リアルタイムで情報を得ることはできなかったので、久しぶりにハイチの状況を聞けて有意義でした。

いろんな話の中で印象的だったのは協力団体のGEDDHの会計管理能力は一向に向上していないということです。彼らはここ2年、とあるドイツのNGOとも共同してきましたが、どうもそのNGO はばらまき型の援助を展開しており、むしろGEDDHをスポイルしたようだということでした。震災前から活動してきた地元の農村開発・植林NGOとしてGEDDHにどうしても支援が集中してしまうようですが、気のいい彼らは悪気なく安請け合いしてしまう傾向があり、GEDDHの能力について過大評価されているようでちょっと心配です。彼らの能力の向上に寄与できれば、それはとても大きな意義のある支援になると思います。

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