このたびハイチ友の会では『大地震を乗り越えて~ハイチと日本』と題する写真展を2013年1月12日から20日まで、街の駅やまなしにて開催する運びとなりました。
震災から3年近く経った現在も、約37万人がテント生活を送るハイチでは、相次ぐハリケーンで大きな被害にあいました。衛生状態の悪化によりコレラが蔓延し、農作物が大打撃をうけ食糧不足が懸念されており、政府への不満を訴えるデモが頻発し治安が悪化しています。一方、日本では東日本大震災の復興予算の流用が表面化し、原発事故を機に高まったエネルギー政策が争点の一つとなる国政選挙が迫るなど、それぞれの「被災後」を歩んでいます。私たちは大地震という同じ苦しみを背負った2つの国の被災と復興の軌跡を追うことで、復興の意味と人々の絆を見つめなおしたいと考えています。
冬のさなかに山梨までお運びいただくのは心苦しいのですが、1月13日(14時~15時半)には報道写真家の佐藤文則さんによるギャラリートークも計画しています。これまでご協力いただいた皆様の交流の場になればとも考えております。ぜひいらしてください。
・日時 2013年1月12日~1月20日(16日は休館日)
午前9時から午後7時まで(最終日は15時まで) 入場無料 ・会場 街の駅やまなし多目的ホール(山梨市駅徒歩2分)